在りし日の H.L レナードの名作"レナード赤巻き”。
1971年に出荷された６フィート＃3のベイビーキャッツキル37ACMです。

私がこのロッドを血眼になって探したのは20年前、発端は2000年に発刊された別冊つり人VOL.141の中の佐藤成史さんの寄稿「1970年代に製造されたレナードのレッドラップ、６フィート＃３というモデル・・・このロッドを愛している」という一文を読んで「絶対ほしいベイビーキャッツキル！レナードの赤巻き！」と思ってしまったからでした。当時生産量の少なかったライトタックルの中でも更に希少な最小モデル。非常に繊細で可憐なロッドです。日本の小さな渓流魚と遊ぶのにこれほどマッチするレナードは数少ないと思います。
37ACMはアメリカのロッドディーラーの販売サイトから購入したもので、ディーラー本人所有のデッドストックで、購入価格は（税別）プラス諸経費でした。購入に至る書類も購入価格（＄3,000：当時1ドル）の証明書類のコピーもお付けします。ということで私の購入価格は、この度のスタート価格よりずっと上だったことがわかっていただけると思います。ロッドディーラー氏の私物だったので、ロッドチューブの紙ラベルの下に氏の名前入りテプラ？が貼ってあります。
ロッドのコンディションは、ミントロッドチューブには傷がありますが、ロッドソックは綺麗です。フェルールはタイトでちょうど良いフィッティングです。購入後はほとんどコレクションその他おまけに当時のレナードのカタログをおつけします。（ベイビーキャッツキル37ACM記載あり）
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