本文面はとても綺麗で、全体に100年近い経年を考慮すると、むしろ美品の範疇と言えると思います。近思録、または用字格を原文から吟味したい方に、ぜひどうぞ。天金にくすみや小傷などあります（画像）。堅牢なハードカバー仕立てで、天には金塗りを施した天金仕様と、豪華な造りになっています。紙周りにシミがあります（画像）。「近思録」朱熹・「用字格」伊藤東涯 原文からの解説 大正15年 天金仕様 漢籍国字解全書◆漢文 朱子学表題にはわかりやすく著名を記載しましたが、実際には早稲田大学発行の先哲遺著 漢籍国字解全書のシリーズのうち、『近思録』と『用字格』とが1冊になった書籍です。約100年前の大正15年（1926年）に発行されたものです。カテゴリー:本・雑誌・漫画>>>本>>>人文商品の状態: やや傷や汚れあり。この年は年末に昭和が始まりますので、大正末年の最後に発行された、その点でも稀少な書籍です。注意事項函がなく本体のみの出品です。カバーに変色や一部シミ、小傷などあります（画像）。原文から記載した本格的な体裁です。『用字格』は日本の伊藤東涯の著ですが、現在の中国でも刊行されて珍重される書籍で、そちらをおそらく日本で初めて活字化した貴重な書籍です